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 すしペーパー
 〜メニューは「見る」から「食べる」に変化する?〜
2005/03/07

インクジェットプリンタが調理器具に変身

シカゴにあるMotoレストランの料理長ホマル・カンチュ氏は、メニューやさまざまな品目をでんぷんでできた食べられる紙に印刷した「すしペーパー」を提供している。

すしペーパーは、キヤノンのインクジェットプリンタi560で作られるそうだ。はじめにi560に食用インクカートリッジをセットする。

インクは人間の舌が感じる4つの基本的な味である甘味(sweet)、酸味(sour)、苦味(bitter)、塩味(salty)で構成されている

次にi560にでんぷんでできた食べられる紙をセットし、「すしペーパー」の印刷(調理?)を開始する

印刷が完了したら、「すしペーパー」を食材と組み合わせるのだ。

印刷された料理の例としては、「ベークドアラスカ地図」や「のりの代わりに使えるすしの画像」があげられる。カンチュ氏が初めて挑戦した紙の料理はパン風に味付けした紙で、フランクフルトソーセージをはさんで食べたそうだ。カンチュ氏は、想像できる限りのあらゆる味をプリンタで作りたいと考えており、味の創作には1種類につき丸一日を要すると述べている。

カンチュ氏の絶妙な演出もあわさり、お客さんは見かけどおりの味ではないのに信じてしまうという。暗示の力はおそろしい。

日本ではうけるか・・

この「すしペーパー」が日本でうけるか・・というと、今すぐには微妙であるといえる。それは、日本人が外国人にくらべ味を分析する能力の平均値が高いからだ。能力が高い理由として近年、口中調味の文化が頻繁に取り上げられている。多くの日本人は食材と食材の組み合わせが複雑になっても、味を組み合わせて感じる口中調味の能力がある。一方、多くの外国人は食材の味を単体で感じる文化がある。外国人はカツどんをごはんとカツに分けて、それぞれ食べ切るようにして食べる。つまり、カツを食べ始めたらカツだけ食べる。それは、食材の味をできるだけ単体で感じるという美意識や文化があるからだ。

というか何かと物議をかもし出しそうなすしペーパーではあるが、どんなに味が良くてもプリンターからウィーンと印刷されて出てきたものを食べるのにはやはり抵抗があるのは私だけだろうか…。

参考URL
ITmediaニュース:料理も作れるインクジェットプリンタ

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